証拠金の安全性 認可・免許の内容を確認
業者が破綻した場合、そのとき持っていたポジションは通常、強制清算しなければなりません(もし、含み損を抱えていた場合は実質損になります)。
注意しなければならないのは、預けていた証拠金の行方です。
国内FXの場合、信託保全制度(2010年2月よりすべての国内FX業者に義務化)により証拠金は守られますが、海外にこのような制度はありませんので注意が必要です。
ここで、トレーダーから預かった証拠金の管理方法についてお話します。
通常、証拠金は「分別管理」という方法で管理されています。
「分別管理」には大きく分けて2種類の方法があります。
1.信託管理
トレーダーから預かった現金を信託銀行に預ける方法
安全性の高い管理方法
国内FX業者においてはこの管理方法が法律で義務付けられている
2.金融機関への預託
トレーダーから預かった現金と会社の運営費を別口座に分ける方法
安全性は信託管理に劣る
海外FX業者はこの方法を採用(要注意)
海外FX業者の場合、信託保全制度がないため証拠金の安全性はその業者の信用力そのものにかかってきます。
その信用力を推し量るには、その業者が取得している認可・免許をチェックするという方法が有効です。
例えば、FXCM-UK社は英国金融庁の免許を取得し、FSA(英国の金融サービスを監視・監督する国家機関)の監督基準に従って安全性の高い運営しています。
又、4XP(ForexPlace)社とMIG社はスイスの銀行業免許を取得しており、高い信用力を背景に、多くのトレーダから支持を得ています。
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